【基礎知識①】ウイスキーとは?
こんにちは、kinuzonoです(*^^*)
私は都内に勤務するサラリーマンなのですが、3日程前に会社の忘年会がありました。
その席で、隣に座った後輩とこんなやり取りがあったんです。
【後輩】次、何飲みます?
【後輩】何ですか、それ?
【私】 えっ…、ハイボールの名前だよ。
【後輩】デュワーズって何ですか?
【私】 (そこね…心の声…)デュワーズっていうのは、ウイスキーの銘柄の名前だよ。ハイボールで飲むのがすごい有名なんだよ!よく飲食店でも見かけるし、スーパーでも売ってるよ。
【後輩】へー、ウイスキー全然飲まないので…
何気ない会話なんですけど、デュワーズって有名だよって私の常識は、ウイスキーに全然興味がない人にとっては非常識なんだよなって、その時改めて思いました。
この時の会話はもう少し続くのですが、そもそもこの後輩にとって、ウイスキーが何から出来ているのか、どんな種類があるのか、どこで作られているか、等々ほとんど知りませんでした(興味がないのですから、仕方ありませんが…)。ビールやワインも飲んでいるんだから、ウイスキーについて少し興味を持ってもらったら、きっと好きになるのになぁ…もったいないなぁ…興味を持ってもらうには、微力ながら自分がやらなくては!
もともと、このブログを始めるきっかけが、ウイスキーの美味しさを知ってもらいたい!ファンを増やしたい!ってことでしたので、後輩のようにウイスキーについて初心者の方のために、もっとウイスキーについての基礎知識を紹介していこう!って使命感に駆られましたね…(^^)
あー、知ってもらいたいなーって気持ち、日本に仏教を広めようと失明してまでやってきた鑑真やキリスト教を広めようとしたフランシスコ・ザビエルの気持ちが少ーしわかった気がします…(ちょっと大袈裟か…笑)
話をウイスキーに戻して、基礎知識の第1回。今回のテーマ。
では、ウイスキーとは何か?
これだけ知っておけば、大丈夫!定義は次の3つ。
①大麦などの穀物が原料であること。
②蒸溜酒であること。
③木樽熟成されていること。
少し補足すると、
①大麦のほかに原料となる穀物としては、トウモロコシ、ライ麦、小麦が主原料として使われています。
②原料を発酵させただけで飲まれるお酒が、「醸造酒」。ビールや日本酒、ワインなどが「醸造酒」にあたります。「蒸溜酒」とは、原料を発酵して作られたお酒をさらに蒸溜してアルコール分を高めたものとなります。ブランデー・ジン・ウオッカなどが「蒸溜酒」にあたります。ただし、ブランデーは原料がぶどう(果実)で穀物ではないからウイスキーとは言わないし、ジン・ウオッカは穀物が原料ではあるけれど、木樽で熟成されないから、やはりウイスキーとは言いません。
③蒸溜したての原酒は無色透明で、まだウイスキーとは呼ばれません。これを木樽で熟成させることで樽の成分が染み出し、琥珀色に変わっていきます。この樽熟成を経て、ウイスキーと呼ばれるようになるのです。
お酒がどのように分類されて、ウイスキーはどのポジションにいるのかが、とてもわかりやすい表がありますので、見て下さい。
参考になれば幸いです(笑)